

二次性頭痛の治療法COLUMN
二次性頭痛の治療法COLUMN
二次性頭痛の治療法
二次性頭痛は、何らかの病気が原因で起こる頭痛です。そのため、原因となっている病気を治療することが最も重要です。自己判断せずに、必ず医療機関を受診してください。
医療機関での治療
原因となる病気によって治療法は大きく異なります。
くも膜下出血: 脳動脈瘤の破裂によって生じるため、手術が必要になることがあります。
脳腫瘍: 手術による摘出、放射線治療、化学療法などが行われます。
髄膜炎・脳炎: 細菌感染の場合は抗菌薬、ウイルス感染の場合は抗ウイルス薬などが用いられます。
慢性硬膜下血腫: 頭蓋内にたまった血液を排出する手術が行われます。
緑内障: 目薬やレーザー治療、手術などが行われ、眼圧を下げることが目的です。
副鼻腔炎: 抗菌薬の服用や鼻の洗浄、場合によっては手術が行われます。
その他の病気: 原因となる病気に応じた専門的な治療が施されます。
日常生活でのセルフケア(応急処置)
医療機関での治療を受けつつ、痛みの緩和のために対処できるセルフケアもあります。ただし、ツボ押しやアロマテラピーなどは、二次性頭痛が疑われる場合には医療機関を受診した後で試すようにし、自己判断で治療の代わりとしないようにしましょう。
ツボ押し
頭痛に効果的なツボは、リラックス効果が高く、血行促進にも繋がります。

百会(ひゃくえ): 頭のてっぺん、両耳と顔の正中線の交点。リラックス効果や、頭全体の血行促進に。

風池(ふうち): 首の後ろ、髪の生え際のくぼみ。首や肩のこりによる頭痛に効果的。

合谷(ごうこく): 手の甲、親指と人差し指の骨が交わる部分。全身の気の流れを整え、痛みを緩和する万能のツボ。

太陽(たいよう): こめかみの少し窪んだ部分。目の疲れや片頭痛に。

印堂(いんどう): 眉間の真ん中。精神的な緊張やストレスによる頭痛、リラックス効果。

天柱(てんちゅう): 首の骨の両側にある太い筋肉の外側のくぼみ。頭痛、眼精疲労、顔のむくみに。

風府(ふうふ): 後頭部のくぼみで、脳の玄関とも言われる。高血圧性の頭痛や目の疲れ、めまいに効果的。
ツボを押す際は「気持ちいい」と感じる程度の力で、3〜5秒ほどを数回繰り返しましょう。深呼吸をしながら行うと良いとされています。
アロマテラピー

アロマテラピーは、心身の緊張を和らげ、リラックス効果を高めることで頭痛の緩和に役立つことがあります。
緊張型頭痛に効果的なアロマ:
ラベンダー: 鎮静作用が高く、緊張やストレスを和らげます。
ペパーミント: 清涼感があり、スッキリとした感覚をもたらし、血行促進効果も期待できます。
ユーカリ: 清涼感があり、呼吸を楽にする効果があるため、鼻詰まりや副鼻腔炎に起因する頭痛にも。
ベルガモット、ゼラニウム: ストレスによる緊張型頭痛のケアに。
片頭痛に効果的なアロマ:
ペパーミント: 冷却作用があり、血管を収縮させて痛みを抑える働きがあります。ただし、血管を拡張させる片頭痛には、血行促進を促すアロマは避けるべきとする見解もあります。
ラベンダー: リラックス効果が高く、ストレスや緊張型の頭痛にも有効。
カモミール(ローマンカモミール): 抗炎症作用・鎮静効果があり、神経性の片頭痛や月経前の不調による頭痛に。
レモン、グレープフルーツ: 気分をリフレッシュさせ、ストレス軽減に役立つこともあります。
アロマ活用法
芳香浴: ディフューザーで香りを部屋に広げたり、マグカップにお湯と精油を数滴垂らして吸入したりします。
温湿布: お湯に精油を数滴垂らし、タオルを浸して軽く絞り、首の後ろや肩に当てる。
アロマバス: お風呂に精油を数滴たらしてリラックス。
塗布: ホホバオイルなどのキャリアオイルで希釈したアロマオイルを、こめかみや痛む箇所に塗布する。
アロマテラピーの注意点
精油は原液のまま肌に塗らない。必ずキャリアオイルで希釈して使用します。
妊娠中、持病のある方は医師に相談の上使用しましょう。
すべての人に効果があるわけではありません。香りに敏感になる片頭痛の場合、香りが不快に感じることもあります。
重要な注意事項
二次性頭痛の場合、アロマテラピーやツボ押しはあくまで症状緩和のための補助的なものであり、根本的な治療にはなりません。必ず医師の診断を受け、適切な治療を行うことが最も重要です。また、整骨院や鍼灸院など国家資格保有者の施術をセカンドオピニオンとして活用することも選択肢の一つですが、頭痛に対して整骨院・接骨院では健康保険を使った施術は受けることはできないため気をつけましょう。


